今日はヴィーラバドラ・アーサナ2(戦士のポーズ2)についてご紹介しますね。
目次
以前ご紹介した『ヴィーラバドラ・アーサナ1』と同じ戦士シリーズの2番目ですね。これも基本ポーズです。

前方向だった「ヴィーラバドラ・アーサナ1(戦士のポーズ1)」を横に開いた形になります。これも力強いポーズですね。
ヴィーラバドラとはもともと、インドの神シヴァの髪の毛から生まれた戦士のことです。そのヴィーラバドラに捧げるポーズになります。
しっかりと踏み込むことによって、下半身の筋力がつき、より安定してポーズができるようになります。
繰り返し練習することで、股関節の柔軟性を高めることができます。
立ちポーズ全般言えることですが、ポーズを深めることによって、苦手な人が多い、前屈のポーズが楽に行えるようになります。
前屈が出来るようになりたい!と思ったら、立ちポーズを中心に練習するといいですよ。
まずは、ポーズの完成系の手順を紹介します。
この時、腰が反っていないか確認しましょう。背筋を伸ばします。
右足を踏み込んだ時に、体も前に流れないように注意しましょう。体は真ん中です。
基本のポーズなので、足幅広くても大丈夫な方もいると思いますが、もう一度確認してみましょう。
このポーズで注意しないといけないところ、まずは膝です。膝の真下にかかとがくるようにして、しっかり踏み込む感覚を覚えるようにしましょう。
そのためには、自分の体の硬さに合った足幅を決めましょう。

足幅は狭くても大丈夫です。腰ではなく腿の付け根に置くと、次のステップの確認がしやすいです。

※足の向きを変える時、膝から下を動かすのではなく、足の付け根から動かすようにしましょう。手で足の付け根が動いているか確認しながら足先の向きを変えていきます。かかとを軸にして、足先を床から浮かして動かすと分かりやすいです。
膝の下を動かすと、ねじれて怪我の原因になります。私もそれで痛めたことがあります。

この時、かかとはしっかり真上から踏み込めているか。これを確認しましょう。
でも、膝に意識をとられすぎて、体も一緒に流れないようにしましょうね。
体はどーんと真ん中に置いておきましょう。背筋はまっすぐですよ。
ここでゆっくり呼吸をしましょう。

この時、一回肩を耳の方に寄せて

そのあと、後ろに回すように肩を下げてみましょう。首長く耳と肩を離すように意識していきますね。首を長くするようにしましょう。

顔を向けても、体は前にいかないようにしましょうね。

これだと、意識が前に前に行き過ぎてます。まっすぐな背骨を意識しますよ。
前に意識が行くと、後ろが疎かになってしまいがちなので、気を付けましょう。
両手は肩の高さですよ。
腰も反ってないですか?骨盤をしっかり立てていきます。
骨盤を立てる感覚がわかりにくい方はこちらを参考にしてくださいね!

足幅を狭めて安定できるようになったら、少しずつ広くしていきます。
無理はしないでくださいね。
土台は安定できてるか?呼吸が心地よく体に入っているか?
感じながらポーズをキープしますよ。